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自信を持てる笑顔と
良く噛めるを追求した
専門の総合歯科医院

おいしい食事と美しい笑顔のために
ワンランク上の治療を
提供する事を目指しています。

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精密入れ歯治療

歯を失ってしまった時の治療方法

歯を失ってしまった時に大事なのは、すぐに適切な治療を受けて、他の歯への影響をできるだけ少なくすることです。抜けたままで放置しておくと、隣の歯が倒れてきたり、咬み合う歯が延びてくることがありますので、必ず治療を受けるようにしましょう。なお、治療方法としては、インプラント、入れ歯、ブリッジの3つの選択肢があり、当院では、患者様の状況に合わせて、それぞれのメリットとデメリットを提示した上で、患者様にお選び頂くようにしています。

インプラント

インプラントとは人工歯根のことで、チタンなどで作られた歯の根っこを顎の骨に埋め込み、それを土台として上に歯を作ります。
それにより、他の歯に負担をかけることなく治療できます。入れ歯やブリッジは、どうしても支えとなる歯に負担がかかってしまい、さらに歯を失う可能性がでてきます。
残っている他の歯をできるだけ残したいという方には、インプラントがお勧めです。

当院のインプラント治療

安全安心の治療

インプラント治療はトラブルも起きているため、不安をお持ちの方も多いと思います。当院では安全第一のインプラント治療を行っており、他の空間とは遮断されている完全個室、歯や骨だけでなく血管の位置まで立体的に把握できるCT、神経や血管を傷付けることなく骨だけを掘削できるピエゾサージェリー、コンピューターシミュレーション通りに手術を進めるためのガイデッドサージェリーなどを採用しています。

幅広いメーカーに対応

インプラント(人工歯根)を作っているメーカーはたくさんあり、それぞれ少しずつ形や調整の方法が異なります。当院では、様々なメーカーのインプラントを取り扱っており、他院で治療を受けた方の調整などにも対応しています。

骨造成治療も実施

インプラント治療では、人工歯根を顎の骨に埋め込みます。そのため、顎の骨が薄かったり低かったりすると、インプラント治療が受けられないということがありました。当院では、そういった方でもインプラント治療を受けて頂けるよう、骨を作る治療(サイナスリフト、ソケットリフト、GBR、自家骨移植)を実施しています。他院で骨が足りないからインプラントはできないと言われた方も、諦めずに当院までご相談ください。

入れ歯(義歯)

当院の院長は、大学で入れ歯治療を専攻していたため、国内で流通しているほぼすべての入れ歯治療を実施することができ、「見た目」「きちんと噛める」「違和感がない」「残っている歯に悪影響がない」「長持ちする」「費用」という6つの基準に基づいて患者様のニーズに合った入れ歯をお作りしています。技工士も、もちろん信頼のできる方に依頼しています。これまでの入れ歯に不満があった方や、できるだけ使い心地の良い入れ歯を作りたいという方は、ぜひ当院へお越しください。

入れ歯の種類

入れ歯には様々な種類があり、それぞれ特徴が異なりますので、ご自身に合う入れ歯を見付けることが重要です。

金属床デンチャー
(コバルトクロム、プラチナ合金、チタン)

薄くて丈夫な入れ歯をお作りすることができます。丈夫な入れ歯は、たわみが少ないため、顎の骨の吸収を抑え、残っている歯にかかる負担を減らしてくれます。
また金属は熱を伝えやすいので、食事や飲み物の温度を感じるため、食事がおいしくなります。

ノンクラスプデンチャー

一般的な部分入れ歯には金属のバネが付いており、お口を開けた時にバネが目立ってしまうという問題がありました。ノンクラスプデンチャーはこのバネがないため、入れ歯であることが分かりにくくなっています。お出かけ用の入れ歯として、もう一つ作る場合におすすめです。

マグネットデンチャー

歯科用の小型で強力な磁石の力を利用して、入れ歯をはずれにくく安定させます。

注意  磁石は入れ歯にうめこまれているため、MRIなど磁場を利用して画像を撮影する場合には、入れ歯をはずせば問題なく撮影できます。  しかし、入れ歯つけたままで撮影すると、画像が乱れたり、磁石がダメになることもあります。

コーヌスデンチャー

装着部分が筒のような形になっており、そこにはめ込むことで入れ歯を装着します。

アタッチメントデンチャー

装着部分が溝にぴったりはまる形状になっており、バネがなくてもはずれないようになっています。非常に精密な入れ歯です。

インプラントオーバーデンチャー

インプラントを数本埋め込み、それを支えにして入れ歯を支えますので入れ歯が安定し、従来の義歯よりしっかりと咬めます。通常のインプラントを埋めるほど骨が無い人でも、義歯用のインプラントなら可能な場合もありますし、コストも抑えられます。

※上記以外の入れ歯についても対応しています。

ブリッジ

ブリッジは、歯の欠損部の隣に残っている歯を削り、それを支えにして橋状に人工の歯を固定する治療方法です。入れ歯よりしっかりと噛むことができる一方で、支えにする歯を削らなければならないこと、そしてその歯に力がかかり続けることが大きなデメリットです。

当院では、できるだけ削らない、なるべく歯に負担をかけたくない、色を白く仕上げたい、など患者様のご要望を最大限尊重しながらブリッジ治療を進めていきます。

こんなお悩みありませんか?

入れ歯が痛い
入れ歯がゆるく感じる
入れ歯がよく外れてしまう
入れ歯をしていると話しにくい
よく噛めない
金属部分が目立つのが嫌だ
入れ歯との隙間に食べものが詰まりやすい

歯を失ったまま生活することのリスクとは?

私たちの歯が失われる原因の多くは、虫歯か、歯周病にあります。次いで、事故や怪我などの理由がありますが、何らかの理由によって歯が失われてしまった場合は、人工の歯で補完する他ありません。
失ってしまった歯はもう2度と生えることはないのです。

会話や食事に不便が生じたり、審美性に影響する場合は、多くの方が人工の歯の補完を希望して歯科を訪れますが、その一方で、「とくに気にならないからいいか」と放置してしまっている方もよくお見かけします。

「奥歯の1本くらい」と思う気持ちも確かに分かるのですが、実は、非常に危険です。
他の歯が、失われた歯のあった空白のスペースを目指して移動してしまうからです。

例えば、上の奥歯の1本が欠損してしまった場合、下の奥歯は不足している歯を補うように上方向に移動を始めます。
同様に、失った歯の左右の歯も空いたスペースの方に向かって倒れてしまうのです。

失った歯はたった1本、審美性にも影響の少ない奥歯でも、口腔内全体に悪影響を与えてしまうのです。

噛み合わせのバランスが崩れると食べ物が食べにくくなったり、滑舌が悪くなるだけでなく、動いてしまった歯が他の歯と干渉して、無理な力がかかりダメになってしまうといった負の連鎖が始まってしまいます。

失われた歯以外の歯を長くお使いいただくためにも、放置せず、適切な治療をするべきなのです。

失った歯を補うための3つの選択肢とは?

虫歯や歯周病、事故や怪我によって歯が失われてしまった時の選択肢は大きく分けて3つ。インプラント、入れ歯、ブリッジです。
一概にどの治療が1番良いというものはなく、症状や口腔内の現状、患者さまのご希望に合わせて選べます。

また、各治療にはそれぞれ、メリット・デメリットの両面があります。
症状や口腔内の現状を加味した上でできない治療というものもありますので、私たちは、最適な治療法を患者さまに正しくお伝えしていきます。

その上で重要となるのが、CTです。
肉眼では見えない部分までしっかりと写真で確認し、正しい診断に繋げていきます。

① インプラント

<メリット>

・違和感が少なく、自分の歯のように使用できる
・周囲の歯に影響がなく、残った歯の寿命を維持できる
・見た目も天然の歯に近く、インプラントとバレにくい
・他の治療法より長持ちする(特に噛む力が強い人の場合)

 

<デメリット>

・顎の骨に埋入する外科手術を受けることになる
・骨量や持病(基礎疾患)によって適応できないこともある
・治療期間が長期に渡る
・保険適用外の治療となる

② 入れ歯

<メリット>

・治療期間が短く済ませられる
・手術の必要がなく、患者さまの負担が少ない
・失われた歯の本数が多い場合にも適応できる

 

<デメリット>

・食べたものが詰まりやすく、虫歯になりやすい
・噛む力が伝わりにくく、硬いものが食べにくくなる
・金属等のバネが見えるなど審美性に欠ける(金属のバネがない入れ歯もある)
・毎日のお手入れ(洗浄など)に手間がかかる
・入れ歯の種類によっては残っている歯に負担がかかる
・保険適用外の入れ歯もある

③ ブリッジ

<メリット>

・入れ歯と同じく、短期間の治療で済ませられる
・固定されているので、違和感が少ない
・天然の歯に近い色合いの歯にすることもできる

 

<デメリット>

・失われた歯の両隣の歯を削る必要がある
・材質によって、見た目の問題が生じることもある
・支える歯に負担がかかるので噛む力が強い人や食いしばる人は注意が必要
・材質の種類で保険が適用されないものもある

<メリット>

・入れ歯と同じく、短期間の治療で済ませられる
・固定されているので、違和感が少ない
・天然の歯に近い色合いの歯にすることもできる

 

<デメリット>

・失われた歯の両隣の歯を削る必要がある
・材質によって、見た目の問題が生じることもある
・支える歯に負担がかかるので噛む力が強い人や食いしばる人は注意が必要
・材質の種類で保険が適用されないものもある

入れ歯の種類について

入れ歯は大きく分けて、部分入れ歯と総入れ歯の2つがあります。

部分入れ歯は、歯を失った部分に対して使用するもので、取り外しが可能です。
残っている歯にバネをかけて固定するため、少々負担がかかります。
また、日々入れ歯を外して洗浄などのお手入れをしていただく必要もあります。

部分入れ歯をさらに細かく分けると、金属のバネ(クラスプ)を使用せず見た目が入れ歯とわかりにくいものもあります。
これは、”ノンクラスプデンチャー”と呼ばれるもので、入れ歯とバレたくない方などにおすすめです。

総入れ歯は、名前の通り、全ての歯を失った時に使用するもので、こちらも取り外し可能です。
総入れ歯は、違和感が大きく、食事しにくい、喋りにくい、外れやすいなどのイメージを持たれている患者さまも多いです。

しかし、総入れ歯は歯茎の土手の状態によって安定性が大きく変わります。
時間をかけてお口の状態に合わせた型取りをすることで安定性を上げることは可能です。
また入れ歯の種類によっては薄くて違和感が少ないものや、喋りやすいものもあります。

総入れ歯の使用後は必ず、洗浄をして口腔内を綺麗に保ちましょう。

① 金属床義歯

入れ歯の骨格となる”床”の部分を金属にすることで、薄いのに、丈夫で割れにくくなります。安定感があり、良質な使い心地です。

また、患者さまごとに、あごや筋肉の動き方、噛み合わせ、発音、笑ったときのお顔のバランスなどを細かく確認しながら、入れ歯をお作りしていくので適合状態に優れた入れ歯です。外れにくく、しっかりと物を噛める点がメリットです。冷たさや温かさなど、食べ物の温度をきちんと感じられるため、おいしい食事を楽しめるようになります。

また、薄いのも大きなメリットで、入れ歯を装着しても違和感が少なく、発音もしやすくなります。

金属を使用することで義歯の弛みがなくなり、噛む力が分散するため、痛くなりにくいのも特徴の1つです。
また、入れ歯を支える歯に負担がかかりにくく、支える歯がだめになっていく負の連鎖を止めることができます。

経年劣化による修理は発生しますが、何年も同じ入れ歯を使用できるのも魅力的です。

② シリコンデンチャー(コンフォートデンチャー)(ソケット等)

歯茎や顎に接する面をシリコンで覆うことにより、柔らかく、良質な装着感を得られます。
お口の中によくフィットするため、保険適用内の入れ歯と比較して噛みやすく、硬いものも食べられます。

<こんな方におすすめの入れ歯です>

・今の入れ歯は使用時に痛みが出る
・しっかり噛めて食事が楽しめる入れ歯がほしい
・審美性の高い入れ歯がほしい

③ ノンクラスプデンチャー

バネを使用せずにつくる入れ歯なので、審美性が高いです。
プラスチックでできているため、周囲の歯にかかる負担も少なく、パッと見で入れ歯と気付かれにくいのもメリットです。

バネがないため段差が少なく、安定性もあるため、装着中の違和感も感じにくいです。

保険適用内の入れ歯と比較して弾力性があり、口の中によくフィットします。
小さい義歯なら口の中をスキャンすれば作れるので、従来の型取りが気持ち悪く苦手な方でも快適に作製できます。

④ アタッチメントデンチャー(コーヌスクローネ・ミリングデンチャー)

残っている歯に被せ物などの加工をして、入れ歯にピッタリはまる部品(アタッチメント)を装着することで、バネなどを使用せず入れ歯を快適に装着することができます。見た目も入れ歯とわかりづらく、審美的な入れ歯です。

⑤ 精密義歯・BPSデンチャー

BPSデンチャーは、ヨーロッパで生まれた入れ歯の技術で、簡単にいってしまうと、フルオーダーメイドです。従来の入れ歯とは作り方から異なり、全く新しい入れ歯です。

患者さまごとに、顎の動き、筋肉の使い方、噛み合わせ、発音、顔のバランスなど、細かい部分をみて、最適な入れ歯をおつくりする方法です。

上下で噛み合わせた時の歯の位置、力を今までと同じように再現することもできるので、従来の入れ歯よりも自然にお使いいただけます。

⑥ 保険適用内の入れ歯(義歯)

当院(横浜市泉区の精密入れ歯専門外来)は、保険適用内の入れ歯もおつくりしています。保険制度で決められた材料と作成方法のみを使用することで、金銭面の負担を軽減できます。

保険の入れ歯はプラスチック製のため強度がイマイチですが、分厚くすることで丈夫にすることも可能です。また製作後6ヶ月経過すれば新しく作り直すことも可能です。

保険適用内の入れ歯のメリット、デメリット

保険でつくれる入れ歯の最大のメリットは、安い金額で作製できることです。
専属の歯科医師が患者さまの口腔内に合わせて、最適な入れ歯をおつくりします。

一方、デメリットでは、多くの患者さまが審美性の問題を掲げます。
保険適用内の入れ歯ですと、バネなどの金属部が見えやすく、”入れ歯”だとバレてしまいやすいのが難点です。

また、入れ歯を支えている他の歯にも負担がかかり、歯の寿命を縮めます。

総入れ歯の場合は、約1.5ミリの厚みがあるため、食事の温度や味わいが正確に伝わらないこともあります。
保険適用のレジンプラスチックは臭いもつきやすいため、毎日の洗浄をしっかり行わないと口臭の原因になるので注意が必要です。

保険適用外の入れ歯のメリット、デメリット

当院(横浜市泉区の精密入れ歯専門外来)の保険適用外の入れ歯は、部分入れ歯の場合、失った歯の部位や本数、周囲の歯の状況をみて、最適な材料を選びます。
ゴールドやコバルトクロム合金など、患者さま1人1人に合わせて製作しております。

総入れ歯の場合は、コバルトクロム床を利用しています。
コバルトクロム床は厚みが約0.4ミリと非常に薄く、熱効率も良いので、食事を楽しめます。
薄い分軽く、装着感も良いので、保険適用の入れ歯と比べると快適に使用できます。

ただ、自費診療となりますので、金銭面の負担は大きくなります。
この部分はそれぞれのお財布事情もありますので、金額はもちろんですが、それぞれのメリット・デメリットをみて、総合的に判断することをおすすめします。

食事というのは、私たちの生活にとって必要不可欠であり、楽しみの1つでもあります。
私たちのところには、他の歯科医院にて「安いから」とつくった入れ歯が上手く合わず、噛めない、好きなものが食べられないといったストレスを抱えて訪れる方も多いです。

ただ、各入れ歯には、それぞれにメリット・デメリットがあるため、「高いから良い」というわけでもありません。
例えば、審美性の高いノンクラスプデンチャーは保険適用外の入れ歯ですが、通常のバネの入れ歯よりも噛む力が弱くなるため、硬いものの噛みにくさを感じることもあります。

入れ歯治療に訪れた患者さまには、金額のみではなく、それぞれのメリット・デメリットを正しく提示して、患者さまのライフスタイルに最適なご提案をさせていただきます。
カウンセリングでは、お悩みの相談の他、疑問点や不明点にもお答えさせていただきますので、お気軽にご相談ください。

長くご利用いただくための設計

入れ歯装着後の使用感も大切ですが、長時間利用できることも非常に大切です。
耐久性に優れていることもそうですが、今後、別の歯を入れ歯にする必要が生じた場合、部分入れ歯を1から作り直しすることにすると、治療期間や治療費の負担がかかります。

患者さまの負担を抑えるため、当院(横浜市泉区の精密入れ歯専門外来)では、最初の入れ歯作製の段階で将来をある程度予測し、他の歯が失われた場合でも追加修理ができるように設計しております。

 

入れ歯使用時の注意点やお手入れ方法について

入れ歯は、取り外しができる分、お手入れをしっかりと行う必要があります。また、定期的な検診も受け、口腔内を正常に保ちましょう。
入れ歯の種類によっては、熱に弱いものもあるため、熱湯(60℃以上)をかけたり、浸けることのないようにしてください。
1日の最後には入れ歯洗浄剤を使用していただくことにより、口臭の原因も除去できます。
入れ歯の清掃は入れ歯専用ブラシまたは歯ブラシで優しくこすり、水洗いをしてください。歯磨き粉は不要です。また、清掃の際に落として割ってしまう患者さまも多いため、取り扱いには注意してください。
入れ歯を使用しない時間は、乾燥や熱による変形を防ぐため、水の中で保存してください。
入れ歯を外したら、なるべくすぐに口腔内を清潔にしてください。
就寝時には入れ歯を外してください。例外として、部分入れ歯の方は外す必要がない場合もあるため、医師の指示に従ってください。

入れ歯に慣れるために

<食事は徐々にいつも通りの内容に>

入れ始めてすぐは口の中の違和感が大きいため、小さいものや柔らかいもので徐々に鳴らしてください。なるべく今まで通り、左右均等に奥歯で噛むことを意識して、慣れてきたら、大きなものや硬いものに挑戦していきます。

 

<発音練習をする>

入れ始めてすぐは、自分の発音に違和感を感じることもあるかもしれません。
とくに「さしすせそ」のサ行や「たちつてと」のタ行は話しにくくなることもあるため、練習をして入れ歯に慣れていきましょう。

やまざき歯科クリニックの入れ歯治療の考え方

毎日の食事はおいしく、快適に味わい深いものにしたいものです。でも入れ歯はものを食べるだけの道具ではありません。
自然な口元をつくり、お話しするにも入れ歯は大切です。入れ歯を意識せずに食事や会話ができれば気持ちも明るく自信も生まれてきます。

当院(横浜市泉区の精密入れ歯専門外来)では、患者さまにきちんと適合した入れ歯を提供することによって、見た目が若々しくきれいな口元になるのはもちろん、入れ歯(義歯)を気にせず、おしゃべりやお食事を楽しんで頂き、快適で充実した生活を送って頂きたいと考えています。

今お口に入れられている入れ歯に、外れやすい、話しづらい、バネが目立つ、しっかり噛めない、食事が美味しくない等のご不満がありましたら、ご相談ください。

入れ歯治療の流れ

① 相談・治療計画

まずお口の中・お使いの入れ歯がどういう状態か、お困りの原因は何なのかを診査します。十分な診査を行い、入れ歯の料金や特徴などをしっかり説明し、患者さまの希望をお伺いし、ご納得していただたうえで治療を開始します。

② 必要があれば前処置、大まかな型取り

前処置には、1回で終わる簡単な場合と、手術が必要だったり、残っている歯の治療などで何ヶ月もかかる場合があります。

③ 筋形成・精密な型どり

患者様のお口に合わせた専用のトレーを用いて精密な型どりを行います。

④ 咬合採得・顎運動関連検査

入れ歯のかみ合わせの記録をとります。

⑤ 入れ歯 仮排列試適

完成前の仮の入れ歯を合わせて、最終チェックを行います。

⑥ 入れ歯 完成・調整

完成した入れ歯を装着し、使用感や発音やかみ合わせや痛みの有無などをチェックし、必要に応じて調整をします。

 

入れ歯治療に関するよくある質問

Q.保険の義歯は長持ちしないのですか?

A.
保険適用の入れ歯が長持ちしないわけではありません。
しかし一般的によく噛める入れ歯ほど強い力がかかるため、プラスチックで作った保険の入れ歯は真っ二つに割れてしまうことが多いです。
また、自費診療の入れ歯は骨格に金属を使用するため、比較して、強度が高いのでよく噛めて長持ちするといわれています。

保険適用内の入れ歯は安価で、患者さまの金銭的な負担は少なく、破損時の修理も比較的しやすいというメリットがありますが、床の厚みがあり、違和感が生じやすく、話しにくい、食べ物の味や温度が伝わりにくい、弛みやすいなどのデメリットもあります。
また、壊れやすかったり、歯茎が痩せてしまいやすい、汚れや臭いの問題も生じやすいといった欠点もあります。

金属床義歯にすることで、厚みを薄くできるため、こういった保険適用内の入れ歯の悩みは解消しやすくなります。
丈夫で壊れにくく、入れ歯を支える歯茎の土手が痩せにくいのもメリットです。

そして何より、食べ物の味や温度が伝わりやすく、食事を今まで通りに楽しめる点が多くの患者さまに選ばれている最大の理由となります。

Q.保険の入れ歯と自費の入れ歯は何が違うんですか?

A.
簡単に言うと作る際の手間やこだわるポイントや依頼する技工士のレベルが違います。
保険の入れ歯は、カレーに例えると、決められた肉と野菜とルーを使って作るカレーで誰が作っても大体同じ味になるように、入れ歯も使える技術や材料や依頼する技工士の料金に制限があり、大体似たような仕上がりになります(歯科医師の経験や技術で多少差も出ますが)。

自費の入れ歯は、こだわった肉、野菜、食材と独自に調合したスパイスを使って作るオリジナルのカレーと同様、治療の方法や材料や手間を自由に歯科医師が決めることができて、作製を依頼する技工士の料金が多少高くても、それに合わせて入れ歯の料金を自由に変更できるので、より腕の良い技工士と組むことができて、よりいい入れ歯ができ上がります。

Q.入れ歯の治療期間はどのくらいですか?

A.
患者様のお口の状態にもよりますが、歯型をとってから、だいたい5回ほどの来院で完了となります。来院間隔は2週に1度ですので、約2ヶ月弱ほどかかります。

入れ歯装着で完成ではなく、装着後も数回の調整が必要です。
患者さまになるべく違和感なくお使いいただくためにも、手間(微妙な調整)は必須です。

これから、長くお使いいただくものだからこそ、私たちと患者さまで協力し、より良いいい入れ歯を作製しましょう。

Q.入れ歯ができた後は診療を受ける必要はありますか?

A.
口腔内は変化していくものですので、定期的に検診を受けていただき、噛み合わせの調整などのメンテナンスを行ってください。
もしも、入れ歯が合わないと感じる時には、新しく作り直すのではなく、入れ歯の内面(粘膜に触れる部分)に裏打ちして、張り替える内面適合法というものもありますので、お気軽にご相談ください。

この方法は特殊な合成樹脂を使用し、入れ歯の裏面を盛り上げ、口の中に義歯を入れたまま、樹脂の硬化を待ち、取り出します。樹脂は元々の入れ歯くらいの硬度がありますので、強固に接着します。

Q.入れ歯の作製費用はどのくらいですか?

A.
保険適用の場合は、5,000~15,000円程度で作製することができます。
保険適用外の自費診療の場合は、10~70万円(入れ歯本体の費用)となりますので、その差額は歴然です。また、必要に応じて、自分の歯への被せ物など別途費用がかかる場合があります。

入れ歯を使ったことのない方は、まずは保険の入れ歯でもいいので、ある程度どのような感じかわかってから、自費の入れ歯を作ることをお勧めしております。心地よい入れ歯を患者様に提供できるように心がけておりますが、どんなにいい入れ歯でも、自分の歯やインプラントのような違和感がゼロということはありません。

Q.入れ歯にしたら、味覚が変わったのですが、どうしてですか?

A.
入れ歯の厚みによる影響です。
入れ歯が舌や粘膜の動きを抑制している状態ですので、それを改善することで、味覚がよくなり唾液も分泌するようになります。

解決方法としては、でき得る範囲で入れ歯を小さくすること、アタッチメントを使用すること、金属床にすること、インプラントにするなどの方法があります。

Q.入れ歯を装着すると、老化が進んでしまうのではないかと心配です。

A.
実はこれは逆で、入れ歯を入れないまま生活していると、顔にシワができたり、歪んだりして、老けた印象を与えてしまいます。また、発音・発声も上手く行かず、話し方に変化が出ることもあります。

自分に合った入れ歯を装着すれば、「噛む」動作もしっかりできるので、顔のリフトアップにも繋がり、自然にアンチエイジング効果を受け取ることもできます。

Q.入れ歯を外すと、歯茎が腫れているようでヒリヒリ痛みます。

A.
もしかすると、カビが口腔内で繁殖してしまっているのかもしれません。
原因は、入れ歯と歯茎の間に汚れが溜まってしまったことにありますので、毎日洗浄剤を使って綺麗に洗ってください。

口腔内にできたカビに効く薬もありますので、歯茎が赤く腫れヒリヒリするようであれば、1度ご相談ください。

Q.入れ歯をして噛むと痛みが出ます。どのようにしたら良いですか?

A.
入れ歯が痛い場合、いくつかの原因が考えられます。
 ①入れ歯と歯茎の形があっていない(適合が悪い)場合
 ②噛み合わせが悪く、入れ歯が動いてしまう場合
 ③入れ歯の噛み合わせが高すぎる場合
 ④歯茎の下の骨が鋭く尖っていたり、歯茎が痩せて神経がむき出しになっている場合
 ⑤噛み締める癖があって、常に歯茎が入れ歯で圧迫されている場合
 ⑥入れ歯の強度不足でたわんでしまい、咬合圧が1箇所に集中してしまう場合
 ⑦入れ歯の設計が良くなくて、入れ歯が動いてしまう場合
 ⑧食事をする時の噛む力が著しく強すぎる場合

いずれの場合においてもそれぞれ対処法が違いますが、痛みの原因を解消したり、咬み合わせや義歯床の調整をしたり、適切な指導やリハビリテーションを受けない限り、いつまでも痛みに悩まされることになります。

Q.入れ歯にすると、会話がしにくくなりますか?

A.
私たちは、普段何気なくしている「話す」という動作で、舌を複雑に動かしています。
入れ歯にすると、今まで通りに舌が動かせなくなるため、発音しにくさを感じる患者さまも少なくありません。義歯床がある分、口腔内が狭くなってしまうことが動きを悪くしているのです。

入れ歯に慣れるまでは、口を大きく開けて、舌を思い切り動かすようにして話す練習をするのも1つの方法です。
また、場合によっては入れ歯に問題があることもあり、義歯床が大きすぎたり、厚すぎることが考えられますのでご相談ください。

Q.入れ歯にしてから、唾液の分泌量が減り、口の中の乾きを感じます。

A.
噛み合わせの問題から、口が開きやすくなり、それによって口腔内が乾燥してしまっているのかもしれません。
ただ、唾液の分泌量に関していえば、加齢とともに減少するのは普通のことでもあります。あまりに唾液の分泌量が少ないと、他の部分にも悪影響を及ぼしますので、歯科医院にて相談してください。

入れ歯を入れたばかりの時は、慣れない口腔内への刺激で、一時的に唾液の分泌量が増えることもありますが、これは、生理現象ですので心配は要りません。使用していくと、通常の分泌量に自然に戻っていきます。

ただし、歯茎に被せる義歯床の大きすぎる入れ歯は、唾液腺を大きく塞いでしまうため、唾液の分泌量に問題が生じてしまうこともあります。
また、1つ前の質問のように、舌の動きが悪いことによっても、唾液の分泌量が減ります。

合わない入れ歯を使用していると、上手く咀嚼ができず、それによって分泌量が減ることもありますので、入れ歯にしてからの唾液量に違和感がある場合は、是非ご相談ください。

口腔乾燥症(ドライマウス)の症状があると、口の中が乾燥して、入れ歯の当たる部分に痛みが生じることもあります。
痛みの原因が乾燥であるケースもありますので、是非、注意してください。

Q.入れ歯に慣れるまでは、我慢するしかありませんか?徐々に慣れていくものですか?

A.
入れ歯は口腔内にとっては異物ですから、違和感が全くない入れ歯は存在しません。また、入れ歯を使ったり使わなかったりしていると、口の中が、入れ歯がない状態を通常の感覚として認識してしまい、いつまで経っても入れ歯が入った時に違和感を感じるようになってしまいます。入れ歯が入った状態を当たり前の状態として口の中が認識すれば、違和感は無くなっていきます。痛みについては、調整をしながら徐々になくすことができます。

患者さんごとに適切な、設計や大きさや高さや厚みなどを考慮して、型をとる時や噛み合わせをとる時に、手間と時間をかけて入れ歯を作ることで、なるべく違和感の少ない入れ歯を作ることも可能です。お困りの方はご相談ください。

Q.入れ歯も医療費控除が適用されますか?

A.
医療費控除とは、年間の医療費が高額である場合、確定申告することでその一部を控除できるしくみです。控除される金額の上限は200万円で、年間の医療費が10万円を超えた場合、超えた文の金額をその年の所得から引くことが可能です。
また、この年間の医療費はご自身だけではなく、ご家族の医療費を足して計算することができますので、覚えておきましょう。
入れ歯治療に関しても控除の対象になりますので、歯科医院の領収書は捨てずに、大切に保管してください。

<医療費控除の計算式>
年間に支払った医療費の合計金額-保険金など補填される金額-10万円(所得が200万円未満の場合は、所得金額×5%
これが、医療費控除額となります。
確定申告の際は、以下の3点を必ず税務署にお持ちください。

・給与所得の源泉徴収票の原本
・医療費の領収書など証明書類
・医療費明細書

 

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