入れ歯と差し歯の違いとは?選び方とメリット・デメリットを徹底解説

 

目次

 

やまざき歯科クリニックです。
入れ歯と差し歯は、歯を失った時に選択肢となる代表的な治療方法ですが、それぞれの違いは意外と知られていないかもしれません。
どちらが適しているかを理解するためには、それぞれのメリット・デメリットを知ることが大切です。
今回は、入れ歯と差し歯の違いをわかりやすく解説し、治療法選びのポイントをお伝えします。
ご自身に合った方法を選ぶための参考にしていただければ幸いです。

 

入れ歯と差し歯の違い

入れ歯と差し歯は、補う範囲や装着方法が異なります。
入れ歯は取り外し可能な装置で、歯が完全にない部分を補うために使われます。
総入れ歯と部分入れ歯があり、必要な範囲に合わせて作成します。

一方、差し歯は歯根が残っている歯の修復に使う固定式の補綴物です。
クラウンとも呼ばれ、根を利用して新しい歯の頭をかぶせる形になります。
治療法の違いによってそれぞれのメリットやデメリットが変わりますので、以下で詳しく確認しましょう。

 

メリットとデメリットの比較

治療法の違いから、それぞれのメリット・デメリットも異なります。

入れ歯のメリット

入れ歯のデメリット

差し歯のメリット

差し歯のデメリット

選択する際には、見た目や費用、メンテナンスのしやすさも考慮しましょう。

 

費用と治療期間の違い

費用面や治療にかかる時間も、入れ歯と差し歯では大きく異なります。

保険適用の入れ歯は5千円~1万3千円で、自費では10万円を超えることもあります。
治療期間は型取りや噛み合わせの調整も含めて2~5週間かかることが一般的です。

一方、差し歯は保険適用で1本3千円~1万円、自費で4万円~20万円程度が相場です。
差し歯の治療は比較的早く、2~4週間で完了することが多いです。

 

審美性と自然な見た目

見た目や自然さは治療法を選ぶ際に重要なポイントです。
入れ歯は取り外し式で、保険適用の場合には金属のバネが見えることがありますが、自費で目立たないバネや素材も選べます。

差し歯は審美性に優れ、特に自費治療のセラミックなどの素材は天然歯に近い見た目が期待できます。
前歯の治療や見た目を重視したい場合には、差し歯が適している場合が多いです。

 

入れ歯と差し歯のメンテナンス

メンテナンス方法も異なるため、それぞれの特性を理解しておきましょう。

入れ歯は取り外して洗浄ができ、清潔を保ちやすい反面、定期的な調整が必要です。
差し歯は固定式で取り外しができないため、歯茎の境目から虫歯が進行しやすくなります。

長く使うためには、差し歯も歯科医院での定期的な検診と清掃が欠かせません。

 

まとめ

入れ歯と差し歯は、目的や状況に応じて使い分けられる治療法です。
見た目や費用、メンテナンスのしやすさなど、メリット・デメリットを知ることで、自分に最適な治療法を選ぶことができます。
歯科医師としっかり相談しながら、長期的な口腔の健康に合った方法を選択しましょう。

 

少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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