歯周病の進行度と症状について
2023.05.15更新
やまざき歯科クリニックです。
本日は「歯周病の進行度と症状」についてお話しします。
歯周病は段階的に進行し、急に発症するわけではありません。
初期段階では歯茎の腫れや歯磨き時の出血などの症状が現れますが、自覚しにくいものです。
自覚症状が少なく早期発見が難しく、重度の歯周病に進行しているケースも少なくありません。
歯周病は「沈黙の病気」とも言われるのはそのためです。
今回は、歯周病の進行度を5段階別に解説し、各段階の症状について確認していきましょう。
1,健康な状態
歯茎に腫れや炎症は見られず、歯と歯茎の接合部には歯周ポケットがない状態です。
2,歯肉炎
歯茎が軽度に腫れ、触ると出血することがあります。歯周ポケットはまだ浅い状態です。
3,軽度歯周炎
歯肉の腫れや出血が増え、口臭や口の中の不快感を感じることがあります。歯周ポケットがやや深くなり、歯と歯茎の接合部に炎症が見られます。
4,中度歯周炎
歯茎の腫れや出血がより顕著になり、歯周ポケットが深くなります。歯と歯茎の接合部の炎症が進行し、歯を支える骨が損傷する可能性があります
。
5,重度歯周炎
歯茎の腫れや出血が激しく、口臭や歯の動揺、歯ぐきから膿の排出などの症状が現れます。歯周ポケットが深くなり、骨の損傷が進行し、歯が抜け落ちるリスクが高まります。
まとめ
正確な診断と治療法は歯科医師に相談することが重要です。定期的な歯科検診や適切な口内ケアを行うことで、歯周病の進行を予防することができます。
2段階目は歯肉炎と呼ばれる歯周病の初期段階です。骨が溶けて歯が何本も抜けてしまう前に、お早めに当院へお越しください。
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
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