医院ブログ

2024.09.21更新

入れ歯を長持ちさせるコツ

 やまざき歯科クリニックです。
入れ歯を長持ちさせるためには、毎日のケアや取り扱い方が重要です。
正しいお手入れを行うことで、入れ歯を快適に使い続けることができます。
今回は、入れ歯を長持ちさせるためのポイントをご紹介します。

 

入れ歯は丁寧に取り扱いましょう

入れ歯は、精密に作られたオーダーメイドの医療器具です。
取り扱いには注意し、外すときや装着する際は無理に力を加えず、両手で支えて行いましょう。
舌を使って無理に入れようとすると、変形や破損の原因になります。
入れ歯を外したら専用ケースに保管し、ティッシュや布に包んで置かないようにしましょう。
誤って捨ててしまうリスクがあるため、家庭内での保管方法も十分注意が必要です。

 

毎日のお手入れで入れ歯を清潔に保つ

入れ歯は口の中に直接入れるものなので、常に清潔にしておくことが大切です。
毎食後に流水で洗い、専用の義歯ブラシを使って食べかすや歯垢を丁寧に取り除きましょう。
通常の歯磨き粉は研磨剤を含んでおり、入れ歯を傷つけることがあるため、必ず入れ歯専用の洗浄剤を使うようにしてください。
就寝前にはぬるま湯に入れ歯洗浄剤を溶かし、浸け置き洗いを行うと、菌の繁殖や臭いを効果的に防ぐことができます。

 

食事の際の注意点

入れ歯を長持ちさせるためには、日常の食事にも気を配る必要があります。
入れ歯に無理な力をかけることは、破損や変形の原因となりますので、食事の際には以下の点に注意しましょう。

 

  • お餅やフランスパンなど、粘着性や弾力性の高い食品。
  • 骨付きの肉や硬いナッツ類。
  • キャラメルなどの粘着性の高いお菓子。

 

これらの食品は入れ歯が浮いてしまったり、外れた状態で噛んでしまうことがあり、壊れるリスクが高まるため、なるべく避けるようにしてください。

 

就寝時のケアで入れ歯を守る

夜寝るときは、入れ歯を外して歯ぐきや口の粘膜を休ませることが大切です。
入れ歯をつけたまま寝ると、歯ぐきに圧力がかかり、痛みや炎症の原因になることがあります。
入れ歯を外したら、水を入れた容器に浸しておくことで、乾燥やひび割れを防げます。
また、入れ歯洗浄剤を入れた水に浸けておくと、細菌やカビの繁殖を抑え、衛生的に保つことができます。

 

定期的に歯科医院でメンテナンスを受ける

入れ歯は使い続けるうちに、口の形や歯ぐきの状態に変化が生じ、合わなくなることがあります。
定期的に歯科医院で入れ歯の状態をチェックしてもらい、必要に応じて調整やクリーニングを行いましょう。
特に部分入れ歯を使用している場合、残っている歯が支えとなっているため、歯のケアも欠かせません。
入れ歯と歯の状態をしっかりと管理することで、入れ歯の寿命を延ばし、快適な使用感を保つことができます。

 

以上のポイントを心がけて、入れ歯を長持ちさせ、快適な口腔環境を維持しましょう。
定期的なメンテナンスと正しいケアを行うことで、健康で快適な毎日を過ごせるようになります。

 

少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

横浜市泉区立場駅から徒歩3分の歯医者・歯科
やまざき歯科クリニック
住所:横浜市泉区和泉中央南1−3−4 GROW YOKOHAMA TATEBA 1F
TEL:045-806-3151

投稿者: やまざき歯科クリニック

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