口呼吸による悪影響はあるの?①
2023.08.10更新
【 口呼吸による悪影響はあるの?① 】
やまざき歯科クリニックです。
本日は「口呼吸による悪影響」についてお話しします。
1,『口呼吸は歯周病や虫歯のリスクを増加させる』
口呼吸が主だと、口が乾きやすくなります。
その結果、唾液が果たす役割、すなわち口腔内のpHバランスを保つ、虫歯を再石灰化する、免疫反応を助ける、菌を殺す、口腔自浄を促進するなどの機能が低下します。
これにより、歯周病や虫歯が発生し、進行しやすくなり、その治癒も遅くなる恐れがあります。
この状態が続くと、早期に歯を失う可能性があります。
2,『口臭が増強する』
唾液不足で口内が乾燥すると、細菌が口内に滞留し、増殖しやすくなり、口臭が強くなります。
さらに、口呼吸により歯周病が進行すると、それが口臭の原因となり、
その臭いはさらに強まります。
口臭対策としてのアイテム使用や適切な歯磨きは重要ですが、呼吸の仕方が口臭に影響を及ぼすことも念頭に置いておくべきです。
3,『歯の色調が変わる』
通常、飲食物の色素は唾液によって洗い流されます。
しかし、口呼吸による唾液の不足があると、色素が口内に残留し、歯が乾燥することで色素が歯に沈着しやすくなります。
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
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